NISHIFUNA NOTE

美味しいコーヒーが飲める店、
吹き抜けの空間がまぶしい植物店など、
地域の人に愛される、
個性豊かな西船橋のお店をご紹介します。

西船橋エリアのイラストマップ
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kakuya coffee stand

(カクヤコーヒースタンド)

西船橋の駅から千葉街道沿いを西に向かって歩いていると目にとまる、レトロなポスター風の看板。一見カフェがあるようには見えない建物の階段をのぼると、時間を忘れる空間と、極上のコーヒーで迎えてくれるのが「kakuya coffee stand(カクヤコーヒースタンド)」だ。元々全国をまわりながらコーヒースタンドを営んでいたマスターのカクヤさん。2で紹介する洋食酒場 CANNES のオーナーさんとご縁がつながり西船橋に店を開いて以来、10年以上のあいだ、地元はもちろん遠方から来るコーヒー好きを唸らせている。

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カクヤさん自らが店内にある焙煎機で豆を焙煎するコーヒーは、とくにご自身が好きだという「深煎り」が特徴的。豆の甘みを引き出すローストと、それを活かすネルドリップで淹れる一杯は、これしか飲まない常連さんもいるとか。手作りのフレンチトーストも大人気で、コーヒーとセットで頼む方も多い。

関西出身のカクヤさんが西船橋に店を構えた理由をたずねると、「路地裏など昭和を感じる懐かしさがあるところが好きになって」と話された。その言葉どおり、古いものを愛する若いマスターのセンスがあふれるどこか懐かしい店内には、お客さんそれぞれ本を読んだり、流れる音楽を楽しんだり、ゆったりとした時間が流れていた。

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洋食酒場 CANNES

(カンヌ)

3で紹介している「熱帯夜」の2階。年季の入った建物の細い通路を通り抜け螺旋階段をのぼると、センスよくリノベーションされた空間が広がる。ビストロ「洋食酒場CANNES(カンヌ)」のオープンは17時だが、お店を開いてすぐに店内は女性を中心に席が埋まっていき、美味しいお肉とお酒に敏感な人たちが集まっている事がよくわかる。都内で修行したオーナーが独立をきっかけに地元で開いて以降、数年遅れでオープンした1Fのバー「熱帯夜」と共に、地域の人が足繁く通う人気店となった。

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お店の売りは、常時50種類以上揃えているというベルギーを中心にしたクラフトビール。中には県内でなかなか飲めない物もあるとか。ビール以外にもカクテルやワイン、ノンアルでは自家製のレモネード等が楽しめる。そしてもう1つ必ず食べてほしいのが肉料理だ。肉の部位別に調理方法を変えて提供されるが、中でも頂いた「ミスジ」は、香ばしさと柔らかさ、赤身ならではのギュッとした旨味が感じられ絶品だった。ピザやリゾットも人気で家族連れでくる常連さんも多いというのが頷ける。

火曜日にはお店の奥のブースでDJイベントが開催されるので、1Fの「熱帯夜」とあわせてハシゴしてみるのも楽しい。若いスタッフさんに西船橋の魅力を尋ねると「人がやさしい所」と笑顔で答えてくれた。その言葉には、お洒落だけど肩ひじ張らずに楽しめる、暖かさのあるお店の雰囲気そのものに表れていると感じた。

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熱帯夜

西船橋の駅を出てすぐの路地裏を歩くと見つかる、何やら気になる1軒の店。17時のオープンを待って訪ねてみると、中からは音楽が聞こえ、店内いっぱいに楽しそうに集う人たちが見える。此処こそが、西船橋の音楽好きが集まるミュージックバー「熱帯夜」だ。築60年、オーナーのお母様の美容院が入っていた建物をDIYで改装してできたこのお店では、バー営業のみの火曜と水曜以外は様々なDJイベントが開催されており、遠方からもお客を呼ぶ地元の音楽カルチャーを担う場へと成長中だ。

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ヒップホップやハウスが多いそうだが、幅広いジャンルの音楽イベントが催されており、金曜の夜はなかなか借りる事ができないほど人気の箱だという。取材時には地元の農家の方がDJとなり、音楽と共に自分たちが育てた野菜を提供するというユニークなイベントが行われていた。クラブと聞くと身構える人もいるかもしれないが、熱帯夜に集う人の年齢は幅広く、音楽大好きな人はもちろん、クラブ初心者でも歓迎してくれそうな、どこかアットホームな雰囲気だ。

西船橋で育ったオーナーさんが「西船橋に音楽好きが集まれる場所を」という想いで生まれた熱帯夜。オープン前、20代の若いスタッフさんたちが真剣にミーティングしている光景が印象的だった。「このお店が今後どう育ってほしいですか?」とスタッフさんの一人に聞いてみると「都心からも人が来るようになっている今、千葉との架け橋になっていきたい」と答えが返ってきた。働く人もお客さんも、地元と音楽とこの店への愛情を感じる、良い空気がそこには流れていた。

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船橋ビール醸造所

日本国内でも広くクラフトビールが作られるようになり、その人気もすっかり定着したと言える昨今。西船橋にも駅からすぐの場所で出来立てのビールが飲める人気のブルワリーがある。「船橋ビール醸造所」はビール好きの代表が地域でクラフトビールを作りたいという想いで2018年にオープン。「地産地消」の精神で、地元の食材を活かしたユニークなクラフトビールを提供し続けている。

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カウンター奥の工場エリアをのぞかせていただくと、ビールタンクが並んでいた。一度に75リットルという小ロットで作るビールだからこそ、つねに新しい味のビール作りにトライできるのが強みだ。これまでもはちみつを使ったビールや、にんじんの葉を使ったビールなど、地域の生産者さんとつながりながら独自のビール作りを行っており、フードロスの解消にも貢献している。取材に伺った時にいただいた季節の苺を使ったビールは、苺そのものを頬張ったように香り豊か、飲み口も爽やかで、単にユニークというだけでなく、ビールとしての美味しさを追求している事がよくわかる一杯だった。

季節のビール以外に、定番として作っているビールも、アメリカンペールエールの「船橋一番麦」、セゾンの「千葉ジェッツ」、ホワイトエールの「船橋 白雅」と3種類あり、料理を楽しみながら飲み比べしてみるのも楽しい。地元の食材を使った出来立てのビールを、仕事帰りに気軽に飲めるという最高の贅沢。ぜひ西船橋に住んだら体験してほしいと感じた。

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heureux flower and plants works

(ウルー フラワー&プランツワークス)

新しい部屋に似合う植物を選びたい。そんな方におすすめしたい素敵なお店が、行田公園にほど近い「heureux flower and plants works(ウルー フラワー&プランツワークス)」だ。西船橋出身のオーナーさんが営む、吹き抜け2階建ての開放感あふれる店舗は、観葉植物・生花・ドライフラワー・雑貨などがセンスよく並び、見ているだけでもワクワクする。中でもオーナーさん自身も好きだという塊根植物(コーデックス)は、2階に専用部屋を設けるほど力を入れている。

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「一般的な観葉植物より育てるのが難しいのでは?」と聞くと、知識豊富なスタッフさんもいるので、育て方のアドバイスを受けながら最適なものを選んでもらえるとのこと。もし植物の元気がなくなってしまっても、お店にくれば丁寧にケアの方法を教えてくれるそうなので心強い。塊根植物ならではのユニークなフォルムや、自分好みの形に育てる楽しさを植物好きから初心者まで多くの方に知ってほしいそうだ。

生花も1本から購入でき、アレンジメントもお願いできるので自分や誰かのためのちょっとしたプレゼントなどに、気軽に立ち寄る方も多いそう。帰り際に店名の「ウルー」の由来を聞くと、フランス語で「幸せ」を意味するという。その名の通り、訪れた人の小さな幸せを育てたいという想いを感じるお店だった。

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ドッグプールRANA

犬は子供と同じと考える愛犬家は多い。それならワンコに向けたプール教室があることをご存知だろうか。印内3丁目にある「ドッグプールRANA」は、全国でも珍しい犬用プールとトリミングサロンの店だ。店舗奥にあるプールにお邪魔するとオーナーさんの愛犬、ミニチュアシュナウザーのくーぱちゃんが慣れた様子でスイスイと泳いでくれた。愛らしい姿に思わず笑顔になりつつ、プールに通う飼い主さんの目的を聞いてみると、運動不足解消、ダイエット、リハビリなど様々。「愛犬が泳ぐ姿を見てみたい」と連れて来る飼い主さんもいるそうだが、未経験や水が苦手な子でもインストラクターがついてくれるので、安全に泳ぎ方を教えてもらえる。

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最初はおっかなびっくりの子も、意外にすぐスイスイ泳げるようになるそうで、海や川など水辺のレジャーに行く前のトレーニングのために来る飼い主さんもいるとか。泳いだあとは、セルフでシャンプーやドライができる設備もあるので、運動とケアをかねて利用できるのが嬉しい。もちろん併設されたサロンを利用して。プロの手でピカピカにしてもらう事もできる。

都心ではなかなかプールを開設できる物件がなく、色々と探した結果、西船橋にたどりつきオープンしたRANAには、犬用プールはまだまだ数が少なく、都内や神奈川、埼玉から車で通う常連さんも多い。たしかに猛暑や真冬など長時間の散歩がつらい時期でも、屋内プールなら負担なく思い切り運動ができる。プール利用は1回分からトライできるので、我が子の健康に気を使う愛犬家の方はぜひ一度訪れてみてほしい。

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うなぎ処 松よし

西船橋ビューアパートメントからほど近いある一軒家。昼と夜の営業時間だけ暖簾が掛かるこの店が、地元の人がうなぎの名店と声をそろえる「松よし」だ。割烹料理など、45年にわたり料理人として腕をふるってきたご主人の山田さんが、自宅を改装してうなぎ処として開いたのが2025年。決して見つけやすい場所にはないものの、あっという間にその味は評判をよび、今では常連客が後をたたない。

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松よしで提供するのは「焼き」の前にうなぎを蒸す関東風。そのこだわりは、活きたうなぎを捌き、串入れ、蒸し、焼き、ご飯炊きもふくめて、来客の時間から逆算して全ての工程をすすめ、ベストなタイミングで提供する事にある。だからこそ前日までの完全予約制というスタイルをとっているそうだ。迷わず頬張るもよし、賀茂鶴でそろえた日本酒と共にゆっくり頂くもよし。地元で必ず美味しい店として名があがるのも納得の味が楽しめる。

生まれも育ちも西船橋、印内八坂神社の氏子総代も務めたというご主人が丁寧に仕上げるうなぎ。その味と香りはもちろん、ホッとできる店内と、気さくで優しい女将さんの接客も松よしの魅力だ。地域の方々に愛されるうなぎの名店で、予約の価値ありの味を楽しんでほしい。

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